スポーツ情報
「未就学児対象の体力測定サービスを展開(アシックス)」/ホームメイト
美容目的や健康ブームのためからスポーツが改めて注目されている一方、幼少期の子どもたちは体育授業の需要低下やゲームの浸透により、運動能力の低下や肥満傾向児の増加傾向が見られています。そんな中、子どもたちにスポーツの楽しさを広めつつ、スポーツの振興に努めていることで注目を集めているのがアシックスです。その取り組みについてご紹介しましょう。
アシックスの取り組み

アシックスでは、スポーツを通して子どもたちの頭脳、身体、精神の健全な発育・発達を促すとともに、運動能力を測定し、把握することで、その子どもの体力に合わせたスポーツや遊びを提案。得意不得意に関わらず、スポーツを楽しめる環境をサポートしています。
小学生以下の運動能力測定

全国レベルとの比較から運動能力を把握できる小学生の体力テストとは異なり、幼児期は月齢による差が大きいので全国で統一された数値データがなく、子どもたちの能力を的確に把握できていないのが現状です。そこでアシックスでは、独自に集めた1万人以上のデータをもとに、月齢レベルでの偏差値を測定。測定は各幼稚園や保育園で実施され、運動能力を向上させるためにどのような運動や遊びを行なえばいいのかまでサポートしています。
開催種目

- 10m走
- 10mの距離を全力で走り、かかった時間をセンサーで計測、走力を測定します。
- ジャイアントフット走
- 手で物を操作しながら目的地に移動する能力を測定。持ち手のある大きな足型を履いて、 手と足をうまく使いながら10mの距離をどれだけの時間で進めるかを診断します。
- 立ち幅跳び
- 助走なしで両足をそろえてできるだけ遠くへジャンプ。つま先から着地したかかとまでの距離を測定します。
- テニスボール投げ
- ネットに向かって全力でテニスボールを投げ、その速度を測ります。
- サッカーボール蹴り
- ネットに向かって全力でサッカーボールを蹴り、その速度を測ります。
- バランス歩き
- 低い平均台の上を、バランスをとりながらできるだけ早く前進できるかを測定。
測定結果について

開催した保育園・幼稚園では、園全体のレベルと個人に対しての偏差値評価をまとめたデータを作成。また、園には結果に合わせた運動プログラムの提供を行なうことで、園児たちの運動能力の向上にもつながります。
- 園全体のフィードバック
- 全体の運動レベル
- 種目ごとの平均値
- 種目ごとの標準偏差値
- 個人のフィードバック
- 種目ごとの記録
- レーダーチャートによる能力レベル
- 動作の熟成度評価
- ランキング
- 過去の記録履歴
体力測定イベント

2歳から小学生までを対象とし、大型施設やショッピングモールにてアシックスの専門スタッフが専用機器を用いて行なう体験型体力測定イベント。6つの種目にチャレンジすることで、得意不得意分野が明確になります。また、測定結果はアシックスが独自で累計した年齢ごとの平均値を基準に、測定値を5段階評価。どの種目が楽しかったかなど子どもの感想からも得意分野の発見にもつながります。